ゴキブリの移動速度のハナシ

ゴキブリは、1秒で自分の体長の50倍の距離を移動する。
チャバネゴキブリの体長は10〜15mmである。
クロゴキブリの体長は25〜35mmである。

これらを事実として認めた上で、ゴキブリの移動速度を計算してみる。

面倒くさいので、体長10mmのチャバネゴキブリ(以下、基準チャバネと呼ぶ)の移動速度を求めた上で、体長に3.5以下の数をかけ、ゴキブリの移動速度を求める。
基準チャバネの体長は1cm。したがって仮定1より、基準チャバネは秒速50[cm/s]
これを時速に直すと、
50×3600÷100÷1000＝1.8[km/h]
数字の上では遅い。計算間違ってないよね？

で、一番大きいクロゴキブリが体長約35mm。基準チャバネの3.5倍なので、
1.8×3.5＝6.3[km/h]
となるわけだけど、数字の上では遅く見える。
だけど、実際には瞬く間に足元へ向かってくるんだよね。

つまりだ。
世の中数字なんてあてにならないってことだ。Pentium3 866MHzからAthlon 64 1.8GHzに乗り換えたが絶対体感速度は2倍以上になってないし。
通知表に5とか4(10段階評価)が並ぼうが恐れることは何もないってことよ。
わっはっはっは。