現在の主要なスマートフォンについてのコメントなどを。

今まで普通の携帯電話(ガラパゴスケータイ、ガラケーと記す)を使っていた人向けかもしれない。
スマートフォンに興味があるけど、実際どうなんだろうという人がたまたまここを見つけて意思決定に対する何らかの参考になればと思って。
あとは、自分の各スマートフォンに対する印象をまとめたものとして記す。

概要

スマートフォンのOSは主な勢力が3つあります。
まずはお馴染みiPhoneGoogle率いるAndroidM$率いるWindows Phone(Windows Mobileとかくかも。昔の名前。)
私は元WindowsMobileユーザで今はAndroid派。一応一通りは目を通してます。

iPhone

今一番世界的に人気がある。それだけにソフトウェアの数はとにかく多い。ただし、app storeはアップルによって検閲されているのでエミュやグラビアなどの怪しいアプリが消されている。使ったことないので詳しいことは知らないけど、使ってる人は多いのでぐぐればきっと詳しい人が解説してくれてます。

Windows Phone

マーケットの整備が遅れていて、ソフトウェアの数が微妙。将来の見通し含めて。いろいろ使った身としてはちょっと今の状況でWindowsPhoneをお勧めする理由があまりない。割と機種が多いこととか、国内メーカーが多いことぐらいかな。

Android

多分今最も注目されてる。なるべく詳しく触れたい。
現時点(Android1.6)での特徴としては、ファイル転送に余計なソフトがいらない。iPhoneにはないWindowsっぽいデスクトップがあって使いやすかった。マーケットがあってiPhoneほどじゃないがそれなりにアプリがあり、不便を感じにくい。Googleは現時点ではマーケットを検閲していないっぽいので、エミュとかも探せばごろごろでてくる。Googleのサービスとの連携性は非常に高い。良い意味でも悪い意味でもgmailを使うことに特化されている。国内では現時点ではまだそこまで多くないけどこれから種類も増えるっぽい流れ。あとはGoogleがどんなサービスを出してくるかまだ未知数なところがあるので、化ける可能性あり。

Willcom W-ZERO3(初代)

実際に使っていた人間が熱く語りますよ。OSはWindows Mobile

私が知っている限りでは最も早く市場に現れたスマートフォン

登場したのは3年以上前だけど、まだ店頭でも見かける。そろそろ大分値崩れしていてもおかしくない。

ペンタッチで操作するところや見た目がPDAっぽい。

あまりにも電話機離れしているデザインなので、「これをこういう風に持って電話する」と、通話の真似をして見せたら「ありえない」とコメントした人が多数。
QWERTYキーボードをちゃんとつけていたり、当時の小型化技術が今よりも発展してなかったせいか、かなり大きく感じる。ポケットに入れるのは苦しい。

ソフトウェアが未整備

3年前の初代W-ZERO3(WS003SH)の時点では。シャッター音を無音のwavファイルに上書きすることで簡単にシャッター音を消すことができた。カメラのシャッター音を消すというとまず盗撮に使うことを想定しそうだけど、ぶれやすかったり現在では撮影能力が残念なので、これで盗撮しようという気が起きるかは疑問。特にこれで動画撮影とかできた気がするけど、殆ど使っていない。っていうかむしろ動画撮影ができるのか否か1年使っていても覚えてないぐらい地味な機能だったので、まず使えない。それよりも人前でカメラ音鳴らすのがはばかられる場面って意外と多いもので、そういうときにシャッター音が鳴らないっていうのは意外と便利。
ただし、現在のAndroid機やiPhoneみたいにマーケットが整備されていないのでソフトを入れるのは母艦から転送するか、直接作者のサイトとかで落とさなきゃいけないので、ソフトの導入に手間がかかる。一時期予約してもなかなか買えないぐらい売れていた機種なのでソフトの数自体はそこそこあるが、AndroidiPhoneと比べてソフトの数に将来性がなさそう。WindowsPhoneのソフトがどれだけ使えるか怪しいし。

端子類が時代遅れ

このmicroSD全盛の時代にminiSDです。当時はそんなものでした。あと、平型イヤホンジャックなんてのがあります。なんで丸型じゃないの・・・って当時から思いました。今のスマートフォンはみんな丸いです。

あんまり頑丈じゃない

落としたら基盤が割れた。転んだら液晶が割れた。

ガラパゴスケータイの機能には対応してない

赤外線はダメ。絵文字はどうだったかな。ダメだったと思う。

Willcom W-ZERO3[es]、Advanced W-ZERO3[es]

あどえすは2年使ってました。[es]は使ってなかったけど、ハード的には似たり寄ったりなので一緒にやっちゃう。だってよくわからないし。
初代W-ZERO3と比べての話が中心。テンキーがつきました。
まだ店にあるようなので、ちょっとだけ触れておきます。OSは初代同様Windows Mobile

サイズが小さくなりました。

液晶も小さくなりました。初代からあどえすで3.7インチから3インチぐらいだったかな。(未確認) で、その結果としてタッチパネルを殆ど使わなくなりました。表示が細かすぎて使いづらいんだもん。個人的にはこの中途半端なスタイルは地雷としか思えません。
初代と比べるとes系は、大分横幅が小さくなっています。でも、分厚いのは変わってないのでポケットに入れるにはやっぱりかさばります。
さらに、サイズの小型化に伴ってキーボードの一部のキーが廃止されて、同時押しによって出力するようになった。数字が打てないのは最初戸惑うと思う。
とりあえず、初代と比べて小さくなったメリットとしては「電話機っぽくは見える」ことぐらいかな。

カタログスペック上のバッテリー駆動時間

初代W-ZERO3と比べると大幅に伸びてるけど、体感じゃ殆ど変わりません。
電池の扱い方が悪かったのか1年半過ぎたあたりから、1日電源が持たなくなりました。ただ、Willcomの直営店は大手3キャリアと比べると絶望的なまでに少ないので、サポートを受けるのも何かと面倒です。

初代と比べるとソフトウェアが整備されてる

W-ZERO3メールをはじめ、初代と比べるとソフトウェアの地盤が固まっています。
カメラのシャッター音は、無音のwavファイルで上書きできないようになったけど、「サイレントカメラ」なる、音の出ないカメラソフトがあったのでそれを併用すれば音無撮影のメリットは享受できます。ただし、盗撮しようと思っても性能が微妙でやったことないけどたぶんまともに撮れやしないのでやめたほうがいいでしょう。堂々と撮れるような場面でも結構撮影が難しいです。
さらに、初代同様、AndroidiPhoneのようなマーケットとかありません。したがって、ソフトは自力で集める必要があります。しかも、初代W-ZERO3で勢いが出た機種なので、ソフトも初代向けのものが多く、あどえすだと微妙に使いづらいことも多いので気をつけましょう。

赤外線も絵文字も使える

少なくともあどえすでは。esは知らない。
あどえすの絵文字はかなり独特だったんだけど、ドコモのケータイに送ったら普通に表示されてました。

ただし、絵文字を送りつけることはできるけど、送られてきた絵文字は見れません。
あと、デコメが読めません。 以前女の子がコテコテのデコメを送ってきたことがあったのですが「ごめん。読めなかった。」という報告をしたらがっかりされました。相手がデコっててもガチでわかりません。気をつけましょう。こっちからデコるのも無理なことは言うまでもありません。

やっぱりすぐ壊れる

もはやシャープの宿命か(笑) 大事に扱ってあげてくださいw

やっぱり端子類は古いまま

所詮はW-ZERO3シリーズのままだった。でも、microSDには移行してるんですよ!でも音に対しては平型ジャックのままです。でもminiUSBよりは普及しているので使いやすいと思います。

遅い

今、HT-03A使ってるのですが、あどえす(128kbs)は今の携帯と比べると通信周りの使い勝手が悪いです。そのためあんまりインターネットをしなくなるので、必然的にパケ代は安くなります。
あと、ネットするときにダイヤルアップのごとく一々接続を確立しなきゃいけないのですが、メールを見るとこれが解除されてしまうのでながら作業にもあまり向きません。一応マルチタスクはできるけど。


HTC機とか、スマートフォン概論とかいろいろ書こうかと思ったけど、眠いので寝る。