ATH-T22のハナシ

ヘッドホンを踏んづけて壊してしまった。
振動板は生きているのだが頭につけられる状態じゃない。
しかも、セメダインをどう使っても直せそうにない。


こりゃ、イカンと思って新しいのを買ってきた。
Audio TechnicaのATH-T22.
「どうせ音質の差なんて私の耳じゃわかりゃしないサ!」と思って勢いで買った。
他の候補はPioneerのSEM 190だか290だか(1980円のほう)と今まで使ってたのと同じSONYのMDR-XD-100。
前のMDR-XD100は良い意味でも悪い意味でもソニーっぽい音だったが、断線しにくかったのと、つけやすかったのがgood。
それにしても、1980円とか2980円とかって価格設定って憎いよな。ぱっと見1000円台っぽく見えるので安く感じるが、実際には2000円に限りなく近いから。


まず、箱を開けたときの感想。
「アレ!?保証書ナイジャン!」
この値段のイヤホン・ヘッドホンだと保証書があるかないかのボーダーラインなんだよね。
3000円のイヤホンには保証書がついてきましたよ。
2000円のヘッドホンはよく覚えてないけどなんかもんにょり。


で、使ってみた感想。
もともと頭をおさえつける力が弱いソニーのヘッドホンを使ってただけあって、頭を抑える力は強い。パイオニアと同じぐらい?
この値段エリアでつけやすさにこだわるならソニー一拓だということを改めて感じた。
で、音。
まぁ、こんなものかって音が出るかと思ったら、
なんじゃこりゃああああああああああああ
篭った感じがする。これは酷い。
おそらく、エージングがろくにできてないからだろうが、エージングしてこれだったら糞だぜ?
ただ、ソニーのは踏んづけたら即死だからなぁ。取り付け部分がいかにも貧弱だし、安っぽい。


あと、もうひとつ。
このヘッドホンが頭をしめつける力が強いということは、おいておくと、勝手に折りたたまれたような形になるね。
だから、一時退席中に変な音を延々と外に撒き散らす心配がないってのは良い。