狂気to混乱no機械魔獣

後輩が作ったゲームですが・・・
その、なんていうか・・・ このゲームは誰のために作ったんでしょうか?というのが正直な感想です。
かなりの数のマップがあるのですが、だるくてやる気が起きません。量に対して質が伴っていません。こう、自己満足っていうか壮大なオ●ニーを鑑賞してる気分です・・・


未定、賢者の試練、流星の塔、ぶたととげ、すごろくと比べるとストーリーがある分、世界観には力を入れているようです。
しかし、ストーリーがぶっ飛びすぎていて、プレイヤーが完全に置いてけぼりになっています。ゲームにストーリーを入れるなら、きちんとした世界の案内が必要です。それができないのなら、ストーリーを切り落としたほうがいいでしょう。ストーリーがないゲームならサボテンにぶつかったらゲームオーバーでも誰も文句は言いません。


マップ作りもお粗末な感じがします。
まず、普通の世界ならもう少し城の内装とかに気を使うべきでしょう。私も人のこと言える口じゃないのですが、殺風景過ぎます。ファミコンドラクエをバグらせたようなマップも見受けられ、こういう
「これがカオスだ!」と言われたらそれまでなのですが、日常の世界から主人公がカオスな世界に飛ばされたのならそれなりのリアクション(主人公「ここは・・・どこなんだ・・・?とりあえず、歩き回ってみよう」みたいなの。)はつけるべきでしょう。


エンカウントも多すぎてやっててストレスがたまります。
人に出すゲームなのだから、自分でやっててストレスがたまるような要素をあまり作ってはいけません。勿論、たまにはそういうものも必要なのですがこのゲームにはそういう要素が多すぎます。雑魚が固いのもこのゲームを面倒くさくしています。
自分でやってて面倒くさくなるゲームを記念祭で出すのは感心できません。自分でやっててストレスがたまるようなゲームはお客さんがやってもストレスとなります。最初ちょっとやってみて、面倒くさい感じだと、続きをやってもらえることはありません。「プレイヤーのストレス」を過度に溜めさせないようなゲーム作りが必要だと思います。
連戦についても、世界観を引き出すためには戦闘と戦闘の間に少しぐらい「増援がきたぞー」的なメッセージは入れるべきですし、それもあまりしつこいとストレスになります。(多くて3〜4回程度にしたほうが無難。)


ゲーム内の言葉遣いもプレイヤーのことを考慮しているように見えません。
タメ口の会話調の文章はOPでは不適です。なんていうかプレイヤーとしては「ナンなの?」と思ってしまいます。作者目線でゲームの案内をするのならきちんとプレイヤーに対して丁寧語を使うべきですし、世界観を重視するのなら「ナレーター」の口調でもっと雰囲気に力を入れたほうがいいです。(この物語は、2008年、魔王が地球を攻めて来たときの物語である・・・ とか)もちろん、これをやるにはそれなりの国語力が必要となってきます。


私自身、このゲームはコボルトを倒すところで限界を感じて投げてしまいましたが、先を眺めても先が思いやられる感じです。わけがわからなすぎる、ストレスがたまる。しかも無駄に長いのが無駄な努力をしている気がしてなりません。
もう少しプレイヤーのことを考慮していただきたいところです。




とまぁ、感想はこんな感じ。
面倒くさいので短くしたけど細かいところ突っ込むときりがないのでこの辺にしておく。投下命令が出たら内輪掲示板に投下しまふ。