都電荒川線のハナシ

乗ってきた。
経緯?誰かさんと一緒さw
さて、恐らく都心部では唯一の乗り残しとなる都電荒川線に乗ってきた。
本当は暇そうな人誘って行こうかと思ったけど、どうせ東西線はアレなことになってることは目に見えてたしね。


都電荒川線は電車とバスの間のような乗り物。電車らしいところとバスらしいところをまとめてみた。
◆電車要素

  1. 線路の上を走る。
  2. 動力はパンタグラフから。
  3. 本数は多い。
  4. 専用の信号に従う。
  5. ツーハンドルマスコン
  6. 大体定刻。
  7. 駅らしい駅がある。
  8. 本数は電車並。

◆バス要素

  1. バス共通カードが使える。
  2. 都バス同様、運賃が均一
  3. 道路信号に従う。
  4. 速度はバス並。
  5. 次止まりますボタンがある。
  6. 前乗り後ろ降りがルール。
  7. 原則として1列整列乗車。
  8. 他の電車と乗換えがある駅は「○○駅前」とついてる場合が多い。
  9. 駅間が短い。
  10. 駅は「停留所」扱い。


とりあえず、早稲田から乗ってみた。
なんか混んでたが座れた。一番前にw
ユーザーは年寄りが多め。優先席でちゃんと譲る人は要注意w
今回はとりあえず、早稲田→三ノ輪橋を通しで乗ってみた。


都心の交通機関としてはマイナーだが、輸送力も少ないので午後4時代は往復ともに混んでる。
遠くまで利用すれば、160円の統一運賃で一気にワープできるが、カバーしている駅が微妙なのと、全線を乗りとおすと時間がかかってしょうがないこと(早稲田→三ノ輪橋で約1時間)、他の交通機関と併用するときも160円追加でかかることなどがあるので使い勝手は多分イマイチ。乗車ルールとかがバスに近いところがあるので、折り返し乗車や1本スルーなどの電車での着席テクニックは一切使えない。
都心から、下町へ変わっていく風景。珍しい路面電車など、東京(ただし繁華街、オフィス以外)の風景がよく見渡せる、といった独自のメリットがあるので、地元の人以外は観光路線と割引。沿線の知識を十分に積めば非鉄を誘い出しても悪くなさそう。
つりかけモーター?ああそんなのあったね。ちゃんと堪能してきたよ。新型車は拝めませんでした。


風景としての区間が一番面白いのは個人的には飛鳥山王子駅前だろう。
自動車と一緒に走る風景が楽しめる都電一番の見所。
早稲田→学習院下も次点で良い感じ。
あと見所といえば、急カーブが多いことかな。そのため馬車軌だけど制限速度はかなりきついです。言い換えればそれだけつりかけモーターが加速したり減速したりする音を堪能できること。
あとは沿線の知識があいまいなので知らんw
基本的には全線線路を走ります。ただし、三ノ輪橋付近は露骨に下町なので慣れてない人には新鮮。
緑茶喫茶はいってみたいものだ。


まぁなんだ、機会があればもう1回行くかも。