目黒線プチ乗り鉄

ある日のこと。
*:次は、田園調布です。目黒線ご利用のお客様は、乗り換えです。お出口は右側です。田園調布を出ますと自由が丘に止まります。
俺:・・・・
*:次は、自由が丘です。大井町線ご利用のお客様は、乗り換えです。お出口は左側に変わります。自由が丘を出ますと学芸大学に止まります。
その時、私の脳内で悪魔が囁いた。
東横線の上り急行は武蔵小杉には始発列車の入線直前に到着し、多摩川で一本前の列車に追いつくものが多い。つまり、多摩川から目黒線上りへはスムーズに乗り換えられる。目黒線からは大岡山を通れば大井町線に乗って本流に戻れる。回るは3駅。自由が丘の時点で電車に乗っているという状態を手に入れることができる。自由が丘のは4号車が出口、5号車が東横線乗換えで、5号車は田都線の急行停車駅での降車が便利だったり東横線からの客がたまるから混むけど4号車は穴場かも。まぁー機会があったら見学してみようか。


そして数日が経ち、その日はやってきた。
夜9時過ぎの東横線。(通勤)特急と急行が交互に来るというリズムが完全に乱れているなー。と思いながら急行に乗車。となりのにいちゃんが足広げたまま寝ててじゃまだ。
そして多摩川についた。目の前には東急3000系。まだ乗ってないか乗ったとしてももう味を忘れている。行こう。こんなうざい客の隣はもう厭だ!


というわけで多摩川→大岡山の3駅だけ東急3000系を試してみた。
この3000系は一部のパーツをE231系と共有している以外は5000系の前奏曲的な車輌かと思ってたけど、色々な意味で東急電車としては異色の存在。
椅子はやっぱり固い。見た目どおりのバケットシートだ。ただ、どっちかっていうと作りはメトロ08系や西武20000系のそれに似てる。
それより乗ってみてまず目に付いたのは車内の雰囲気。他の東急電車とは違うのだ。2000系までのデザインをあっさり捨ててしまい、5000系でE231系の流れをくむ前の東急電車。
「扉(妻扉含む)に化粧板」がついてた。これは驚いた。化粧板自体は割りとどうでもいいんだが、5866F乗ってて思ったのはやっぱしあるとないじゃちょっと違うなってとこ。こっちのほうが温かみを感じる。
あと、東急の車内放送は同じ人に統一されたかと思ってたけど目黒線だけ違うー。日本語放送は絶対違う。英語は同じっぽいところもあったけど。っていうか東横線じゃ既に英語放送は省略されてるし。
これは5682Fまでつづいてるっぽいからどっちかっていうと当時の目黒線の流れというべきところだけど行き先表示も上段種別、下段行き先っていう珍しいタイプだし。(普通は左に種別 右側に行き先表示)
音は、静かだったけどどの車輌の流れを汲んでるとかまではよくわからなかった。


大岡山の乗り換え。改札がホーム目黒寄りにあって、武蔵小杉寄りには連絡階段があるんだが寂れてることこの上ないなwww綺麗なのにもったいない。大江戸線青山一丁目の出口への階段もそうだけどこういうところ好きだw
まぁ、最低でも100メートルは歩かないと乗り換えにならないので人が寄り付かないんだろうな。ここのホームは目黒線8両化を想定してて長いし。


大井町線に乗り換え。大岡山からの乗車もそこそこ多い。
っていうか目黒線りあんなにすいてるのに大井町線混みすぎじゃね?
でも、緑が丘、自由が丘は共に4号車が出口で座れた。パイの数は多めだが、過信はできないな。
大井町線の椅子は、鷺沼行きに乗ってる時は非常にありがたいんだが、本数が少なすぎる。
あとはいつもどおり。眠いから手抜き。


どうでもいいけど、東急電車では●●ヶ丘とかの地名を●●が丘とひらがなで表記する風習があるみたいだね。
でも光が丘もやっぱし「が」はひらがなだ。